2026/10/21 10:00
お部屋の匂いが気になる。洗濯物の匂いが気になる。
おもちゃの匂いが気になる。
毎日の暮らしの中で、こんなふうに気になることはありませんか?
そんなとき、私たちはどうしているでしょうか。
芳香剤を置いたり、消臭スプレーを使ったり、香りのある柔軟剤を使ったり。
気になる匂いを何とかしたいと思って、何かを取り入れることは、ごく自然なことだと思います。
でも、そんなときに一度立ち止まって、考えてみたいことがあります。
それは、「そもそも、なぜ匂いがするのだろう?」ということです。
例えば、お部屋の匂いが気になるとき。
いい香りの芳香剤を置けば、気になる匂いが和らぐかもしれません。
でも、その前に、匂いの原因を探してみるのはどうでしょうか。
ゴミが溜まっていないかな。
汚れが残っていないかな。
湿気がこもっていないかな。
原因を確認してみると、改善できることが見つかるかもしれません。
匂いの原因そのものを減らすという方法もある、ということに目を向けてみてください。
毎日のお洗濯でも、同じことが言えます。
洗濯物の匂いが気になるとき、香りの強い柔軟剤を使えば、好きな香りに仕上げることができるかもしれません。
でも、匂いが気になる原因は何でしょうか?
汚れが十分に落ちていないのかな。
洗濯物を詰め込みすぎていないかな。
洗濯機のお手入れはできているかな。
洗濯物が乾くまでに時間がかかっていないかな。
こうしたことを確認することで、匂いの原因を減らせる場合があります。
汚れを落とすことと、香りをつけることは、別の目的です。
だからこそ、まずは清潔に洗うことに目を向けてみる。
香りを加えることだけが、洗濯物の匂いへの対策ではないのです。
この考え方は、子どもたちが毎日過ごす保育園の環境づくりにもつながっています。
保育園には、さまざまな子どもたちがいます。
大人にとっては気にならない香りでも、子どもにとっては負担になることがあるかもしれません。
だからこそ、何かを使って匂いを隠す前に、まずは原因を考えてみる。
汚れが気になるなら、汚れを落とす方法を考える。
そうした視点を持つことが、子どもたちにとって過ごしやすい環境づくりにつながるのではないでしょうか。
次回は、もう一歩踏み込んで、日々の暮らしの中で「何を使うか」だけでなく、「何を使わなくてもいいか」を考えることについてお話しします。

