2026/10/04 10:00
ある日の散歩で、キンモクセイが咲いていました。秋の空気の中に、ふわっと広がる甘い香り。私たち大人にとっては、季節を感じる身近な香りのひとつです。
ところが、子どもがキンモクセイを見て言ったんです。
「先生、トイレのにおいがする!」
思わず笑ってしまいました。でも、その言葉がなぜか心に残りました。
キンモクセイの香りが、子どもにとっては「トイレの芳香剤の香り」と結びついていたのかもしれません。
私たちの身の回りには、さまざまな人工的な香りがあります。洗剤や柔軟剤、消臭剤、芳香剤など、暮らしの中で香りを感じる機会はたくさんあります。
その一方で、土の匂い、草の匂い、雨の匂い、花の香り、食べ物そのものの香り。
子どもたちは、こうした自然の中にあるさまざまな匂いを、どんなふうに感じているのでしょう。
この出来事をきっかけに、私たちは「香り」についても、改めて考えるようになりました。

