2026/09/12 10:00

前回、保育園の現場で感じていた小さな違和感を、「なんとなく気になる」で終わらせず、化学物質やマイクロプラスチックについて学んでいくことになったとお話しました。今回は、その続きです。

化学物質やマイクロプラスチックについて調べていく中で、子どもたちの健康や発達、集中力との関係について、さまざまな考え方や研究があることを知りました。

そして、そこで改めて考えるようになったのが、「毎日使うもの」のことでした。

私たちは、毎日のように洗濯をします。

保育園でも、給食の食器を洗ったり、汚れた衣類やタオルを洗ったりします。

洗って、きれいになったら、それで終わり。

普段は、そんなふうに考えますよね。

でも、洗ったものが目の前から消えても、使った洗浄剤まで消えているわけではありません。

洗浄剤は、使ったあと排水になります。

そして、その水はやがて川へ、海へとつながっていきます。

そこで初めて、「洗ったその先」のことを考えるようになりました。

保育園は、毎日たくさんのものを洗う場所です。

一つひとつは小さなことでも、それが毎日積み重なっていく。

だからこそ、洗浄剤を選ぶときには、「何をきれいにするか」だけではなく、「洗ったその先はどうなるのか」ということも考えたい。

子どもたちが今過ごしている環境だけではなく、子どもたちがこれから生きていく環境のことも考える。

そんな視点が、少しずつ生まれていきました。