2026/09/07 10:00
香害の難しいところは、香りを使っている人に悪気がないことです。「いい香りだから」「清潔感があるから」「エチケットやマナーとして」そんなふうに思って、洗剤や柔軟剤を選んでいる人も多いと思います。だからこそ、その香りが誰かを苦しめているかもしれないとは、なかなか気づけません。
特に子どもは、自分で環境を選ぶことができません。何を着るのか。何で服を洗うのか。どんな香りの中で生活するのか。それを決めているのは、大人です。しかも、衣類についた香りは、子どもにとってずっと身近なところにあります。抱っこをすれば、顔のすぐそばにあります。眠るときには、布団やパジャマから香りがします。一日の中で、長い時間を過ごすものだからこそ、私たち大人が「何を使うのか」を考えることは、とても大切なことだと思っています。

